こ挨拶


 待降節を迎えるにあたって

       ‐『神は、この私のために、人となられた。』‐

 2020年10月31日付けで西日本霊性センターに派遣されました。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
 もうすぐ、主の降誕を迎える時季になりますが、3年半派遣されていたフィリピンのクリスマスのことが思い起こされます。カトリックの国フィリピンは、国民性からか、人々の関心はキリストの復活よりも『主の降誕』を祝うことへと向いており、クリスマスの祝いを準備し、迎えるあり方は独特です。
 主の降誕までの9日間は、シンバンガビ(Simbang Gabi:夜の礼拝)と呼ばれ、この期間のミサでは、司祭は白の祭服を着用し、栄光の賛歌が歌われます。最初は、日本とは違う典礼の様式に戸惑ったのですが、慣れるにつれて今まで意識しなかった待降節の新たな側面が見えてきて、そのことにもっと積極的に関わるようになりました。
 主の降誕を迎えるには、いまだにふさわしくないことを意識しながら主の降誕を待ち望むことよりも、『すでに人となって私たち一人一人のうちにおられる』、その現実に焦点をあててそれを生きようと努めることの方が、より意味のある待降節になるのではないかと思うようになったのです。
 主が人となって私のうちにおられる、このことは、私のうちに実現している、『今、ここに』ある現実です。待降節は、『待つ』ことよりも、私たち一人一人にこのことを意識させ、それを今、ここに生きるよう招く、喜びの時なのではないかと思います。
フィリピンでいただいたこの洞察は、待降節を迎えるにあたって私の心に響きます。『神は、この私のために人となられた』のだと。

                                          住田省悟


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   ※11~12月黙想のご案内(11/18更新)

   ※イニゴの部屋4部新設(41)連載開始しました。

   ※黙想案内に11月から指導者の変更がありますのでご確認ください。

   

目的

  • 祈りの体験を通して、信仰に基ずく深い人間的、霊的成長を望む人々のニーズに応える
  • キリスト教的霊性を深める道を探し、信徒、修道者,司祭がともに協力しながら祈る教会としての姿を  求 める
  • 広島(要請委員会・霊性委員会)の活動に協力する。
  • イグナチオの霊性に親しむ。
  • 信徒の方々に合う祈り方、瞑想などを体験し、東洋の霊性と瞑想の場を提供していく。