こ挨拶


  年頭の祈り
  

 いつくしみ深き父なる神よ 新しい年を私たちにくださいましたことを感謝いたします。あなたの恵みによりこの2021年が癒しと回復の年となりますよう、あなたの愛と全能に信頼しつつ祈ります。

 今私たちは、ご降誕と新年の喜びの季節を迎えていますが、大きな苦難のうちに世界中の住民は呻吟しております。

 あなたの御子は、「私があなた方を愛したように互いに愛し合いなさい」とお命じになり、私たちを「集いである教会(Ecclesia)」に呼び集められました。しかし、今クリスマスのミサにさえ人数制限があり、互いに親密に近づき、兄弟としての交わりを持ちたくても、密を避け互いに距離を置かねばなりません。一日も早く、喜びにあふれてミサに与り、心を込めて握手をし、肩をたたきあうことができる日が来ますように。
 
 未知の世界に向けて旅立ち、海外に雄飛し、たくさんの国の多くの人と出会いたくても、出国にも旅にもお正月の帰省にも今年は待ったがかかりました。楽しみにしていたのに 祖父母は孫の顔を見ることが出来ず、多くの子供たちはおじいちゃまおばあちゃまの手から お年玉をいただくことが出来ませんでした。
 主なる神よ、色々な規制を超えて家族、親族の心の絆を強めてください。出国制限、入国拒否等の壁を越えて、あらゆる国の人々がお互いを知り合い、尊敬しあうことによって真の平和を築いていくことが出来ますようお導きください。今はクリスマスカードや年賀状やメールやズームなどで絆を保ち、そして一日も早く自由に往来し訪問し合うことによって、親交を深めることが出来るようになりますように。

 今人類は自分の無力さを痛感し、目には見えないヴィルスの猛威におびえています。遥か彼方の小惑星リュウグウの岩石を採集し、無事持ち帰るほどの科学技術を持つ人間も、コロナ感染拡大を防ぐ決め手をなかなか見いだせないでいます。
 主なる神よ、私ども人間が自分の小ささと限界を謙虚に認め、天地の創造主、全能の父である神を心から信じ、信頼し、貴方の御まなざしに私どもの視線を合わせながらすべてを見、聖霊に導かれながらすべての問題の解決法を見出していけますように。
 一都三県に緊急事態宣言が出されようとしています。国民の命を守ることを最優先にするための処置としてやむを得ない判断でしょう。主よ、どうか全国の人々も関東のこの処置を見守り協力することによって、医療崩壊、感染の爆発的拡大を食い止めることができますようお力添えください。

 大きな犠牲と困難を通して、私たちが学ぶことも多くあります。切羽詰まった処置や、制限によって、普段当たり前に思い自由に使っていた飲食店や交通機関、級友とともに先生と面と向かって授業を聞けることの有難さを感じ取り、
あれば便利だがなくても過ごせるものも、生きていくために必要不可欠なものが何かを見分ける目をお与え下さい。

 疲れをものともせず献身的に尽くされる医療従事者や病者に寄り添う人々をはじめ、困難に直面している人々の苦しみを軽減するために働くすべての人々を祝福し、支え励ましてくださいますように。わたしたちの主イエス・ キリストによって、アーメン。
                                        塩谷惠策SJ


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    2021年1月~2月の黙想案内(1/6更新)

   ※2021年1月サダナ:リピーターの会時間29日9:00~31日18:00まで  

   ※イニゴの部屋4部新設(42)連載しました。(1/11更新)

   

目的

  • 祈りの体験を通して、信仰に基ずく深い人間的、霊的成長を望む人々のニーズに応える
  • キリスト教的霊性を深める道を探し、信徒、修道者,司祭がともに協力しながら祈る教会としての姿を  求 める
  • 広島(要請委員会・霊性委員会)の活動に協力する。
  • イグナチオの霊性に親しむ。
  • 信徒の方々に合う祈り方、瞑想などを体験し、東洋の霊性と瞑想の場を提供していく。