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ご挨拶

 使徒聖ペテロ・聖パウロの祭日を迎え、初代教会を支えた二本の柱に思いを馳せながら、現代の世界にも同じ情熱を持って福音を宣教する使徒たちを送り給えと祈ります。

 我が国の教会が高齢化し、宣教の成果が上がらず、受洗者、修道者、司祭の数が少なくなっている現状に目をつぶるわけにはいきませんが、いたづらに嘆いているだけでは埒が明きません。

 両使徒がローマで宣教を続けていたころ、現代の日本とは比較にならないほど困難な状況の下で、キリスト者たちは命がけで信仰を守っていました。

 暴君ネロは、ローマの大火の責任をキリスト者になすりつけ、信者を捕らえてはコロッセウムにおくり、猛獣の餌食にしていました。信者たちは公然とミサに預かったり、祈りを捧げたり出来ず、地下墓地でひそかに神を礼拝していました。聖ペトロも聖パウロも、命がけでこれらの羊の群れを牧し、福音宣教に励みましたが、AD60年代半ばについにペテロは逆さ十字架に掛けられ、パウロはアッピア街道で斬首されて殉教しました。

 その時に比べれば、今の日本は、信教の自由を保障され、カトリック教育、出版、医療や社会福祉活動などを自由に行なうことが出来ます。この恵まれた状況に、使徒聖ペテロ、パウロの勇気と情熱を合わせて宣教に打ち込む時、再び生命力に満ちた教会が力強い歩みを始めることでしょう。この国に住むすべての人の救いを願いながら、私達が両使徒のあとにつづく恵を祈りましょう。

                                          塩谷 恵策 SJ

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目的

  • 祈りの体験を通して、信仰に基ずく深い人間的、霊的成長を望む人々のニーズに応える
  • キリスト教的霊性を深める道を探し、信徒、修道者,司祭がともに協力しながら祈る教会としての姿を求める
  • 広島(要請委員会・霊性委員会)の活動に協力する。
  • イグナチオの霊性に親しむ。
  • 信徒の方々に合う祈り方、瞑想などを体験し、東洋の霊性と瞑想の場を提供していく。