♰清水神父異動挨拶

長束「同伴研修会」キャンセルのお知らせ

1, 清水神父に異動の任命が与えられました。➡庚午カトリックセンターへ

2, センターの責任者は6/1 に住田神父と交替します。

3, 住田神父の長束到着は6/18 頃になります。

4, それまで、清水神父が代行します。

5, 異動に伴い、6/3-4 から開始予定だった「同伴研修会」を取りやめます。   すでに申し込まれた方にはご連絡いたしました。おゆるしください。

6.庚午にて、日帰りの研修会を始める予定ですが、日時等の詳細は後日   お知らせいたします。

6, 庚午カトリックセンターの住所は以下の通りです。   

 ➡ 733- 0822 広島市西区庚午中2-14-20     

 Mail: shimi164sj@gmail.com Tel: 090-1681-3340


 ♰5月清水神父

実に復活イエス・キリスト

来て、見て、信じた。(ヨハネ20:8) 弟子たちはイエスが苦しんで死に、復活するという話をまだよく理解していませんでした。そのわけで、イエスの危機に際しては一目散に逃げ去ったのです。イエスとの再会を果たしたマリア・マグダレナ、ペトロとヨハネ、エマオの弟子たち、そして他の弟子たちに大きな喜びが広がりました。主は生きておられる。復活されたのだ。主との出会いは彼らを強くしました。もはやブレない。もはや逃げない。扉を開け、群衆の前に立ってペトロは語ります。何の恐れもなく、確信に満ちていました。


♰聖週間

聖週間
家は香油の香りでいっぱいになった   (ヨハネ. 12.3)


♰アルペ神父列福を祈る会  清水神父

アルぺ神父の列聖を祈る会  

本年2.4 長束聖堂で「アルぺ師の列福を祈るミサ」が行われた。医学生であったアルぺ師はルルドで奇跡を目撃(1926)。医師志望から司祭への道へ。1936司祭叙階。1938来日。山口教会赴任。1941日米開戦と共に、スパイ容疑で拘留。1942長束修道院院長兼修練長。 1945.8.15 広島原爆投下(被災者の救援) 1954 日本準管区長(8.6 世界平和記念聖堂献堂式) 1958 日本管区長  1965 イエズス会総会長(31総会)1967 人種差別・社会的不公正に関する書簡  1973 教育改革提言(Be Men and Women for others)1974 ~75 第32回総会(信仰への奉仕と正義の推進)1979 難民サービス開設(ベトナム難民) 1981.8.7 ローマ空港で脳血栓発症  1983.9.3 総会長辞任(33回総会)以後療養生活 1991.2.5 帰天 1996 祇園教会・聖イグナチオ教会で列福運動立ち上げ 2012 列福調査開始 参照『イエズス会士の霊的な旅』 教友社 緒方隆之訳 2015 に由る  (清水sj)


♰種のご降誕 清水神父

主のご降誕

主のご降誕と新年のお慶びを申し上げます。 ご降誕の翌日から、ここ霊性センターでは塩谷神父指導の8日間の黙想会がありました。13人の黙想者がありました。同時に、一人の信徒、アフリカ・コンゴ出身の神父が各自個人で黙想をしました。 静かな雰囲気の中で、皆さん、よく祈っていらっしゃいました。 コロナで密を避けるように言われ、一緒に食事することも、病人などを訪問することも遠慮される日々です。けれどもここでは、宿泊で空間を共有し、黙食ながら一緒に食事し、ミサにも共に参加しています。これが主との親しさを増し、 共同体に属する意識を高めてくれます。ひとりでこもらずにご利用ください。 修道院司祭・家のお世話をするシスター方、また受付事務を担当するスタッフ 一同、皆さまのご健康を祈りつつ、お待ちいたしております。 清水神父


♰待つこころ 清水神父

待つこころ  

待降節   わたしたちは待っています。   主の訪れを待っています。   

待降節   放蕩息子のお父さんは待っています。   息子の帰りを待っているのです。   

待降節   天のお父さんは待っておられます。   わたしたちの帰りを待っているのです。                                                            (清水弘 SJ)


メシアとパーソナルに出会う 清水神父

メシアとパーソナルに出会う

弟子たちの召命には特徴がある。二人の青年がイエスの後をついて行った。イエス足を止め、「何か用かい?」と尋ねる。(ヨハネ1章)彼らの答え、「先生、あなたはどこにお泊りですか?」イエス、「来なさい。そうすれば分かる。」そこで、二人はついて行って、その日はイエスのもとに泊まった。翌日、その一人アンドレは兄弟ペトロに出会って、「私たちはメシアに出会った」と言った。彼らは見知らぬイエスと同道し、一緒に泊まり、そこで食事をしたのである。一緒に泊まること。共に食事をすること。それを通して外見ではない、イエスの人となりを知ることになった。すなわち、人格的出会い、パーソナルな出会いを遂げ、その正体を知った。メシアであるイエスと出会ったのである。
 現在、コロナ禍が蔓延している。予防策としてよく言われるのは、①密を避ける ➁keep distance ③会話をしない ④マスクをつける、などなど。できる限り人を避け、会話を慎む。これらは福音書の出会いと真正面からぶつかる。私がオンライン黙想に懐疑的なのはそのわけである。   (清水弘 SJ)


復活の朝 清水弘神父

復活の朝

 枯れたと見えた木々が次々と芽を吹きだしました。死滅したかに見えた草花が地中から顔を出しました。木は土の中から。草花も土の中から。土はいのちにとって大切なもの。いのちが成長するためには土の中にいることが必要です。暗いからと言って逃げていると成長はかないません。死んだかに思われたイエスさまは復活し、弟子たちを驚かせました。イエスさまも土の下、暗所で過ごされたのです。人々の闇を背負って暗所にくだり、再び明るい世界に現れました。このいのちはもう滅びることはありません。私たちも苦しいトンネルを通ることがしばしばです。けれども、闇の向こうには明るい世界が待っています。復活の朝です。


♰2022.2清水神父祈りについて② 

 祈りについて(2)
本の紹介
『魂をもてなすー霊的同伴への招待』  2021.12.10 第一刷
著者 中村佐知  出版社 あめんどう  ¥1,700+税
著者は米国在住 プロテスタント 認知心理学者 翻訳家
神とのより親しい関係を希望する人のためのガイドブック。
そのための支援を求める人を同伴者、求めに応じて神との関係を
深めるべく手助けをする人を同伴者と呼び、両者の関係を説明する。
具体的で、わかりやすく、しかも深い洞察に満ちている。
おすすめします。     清水 弘神父


♰2021.12祈りについて:裏辻神父


裏辻洋二神父クリスチャンの信仰の土台は聖書、神の言葉です。その第一に位置するのは神の十戒の言葉です。「あなたには わたしをおいて ほかに神があってはならない。」自らを主と啓示された方、モーセ、イスラエルの民に自らを現わされた方を神と信じるのです。 この神を第一にし、従う態度を具体的に実践し表明するのが、礼拝であり賛美です。これが祈りの初めです。具体例として、ダビデの祈り(歴上29:10b-12)、ネヘミヤの祈り(9:5b-37)、エズラ(9:6b-15)、そして詩編(全150編)。神との正しい関係を築き、発展さていくことが祈りです。「あなたの信仰が あなたを救った」と 主から言われるように、「あなたのことは全然 知らない」と 退けられることのないように、努めていきたい。

♰9~10清水神父

祈りについて ① 

<み言葉を食べる> 主なる神はエゼキエルに言われた。「あなたは巻物を取って食べなさい。」巻物とは当時の聖書。食べるのは(みことば)。食べると口に甘かった。

 主は言わ「行って、私の言葉を彼らに語りなさい。」(エゼキエル 2:8~3:4)み言葉を食べること。毎日食べること。丸呑みでなく、噛んで噛んで食べること。ごはんや肉や野菜と同じく。その時、み言葉は消化され、霊となって体中に行きわたる。そして、中から活かしてくれる。その時、人は神とともにあることを知るのである。                      清水 弘 神父